建築図面ドローイング

ホテルブエナビスタ（長野県松本市）の基本設計原案。当時、オーナーは設計条件に悩み基本案の最終案をまとめられずにいた。条件を整理し、巧みにプランニングすることで、このようなスケッチから最終案にいたる。ラフに見えるスケッチであるが、目標が整理整理され、空間と機能が巧み緒に織り込まれている。

ホテルは様々な意見の集約である。
大手の日本設計が集約しきれず、堀池氏のところに依頼がきた。清里高原富士やホテルの基本設計の担当者の一人として、経験していた私が、このプロジェクトに加わることとなる。
大宴会場の要求・宿泊棟増設の可能性、隣地土地取得の課題、周辺環境との整合性という条件を再整理。そしてオーナー・日本設計共同作業による調整と、 全てを調整して、プランニングした私のこのスケッチが、基本設計の原案である。

実施においては、デザイン・平面の変更はあるものの、ほぼこの原案により実施されている。

建築図面ドローイング集