G邸.. 新築案
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特徴1:北国寒冷地でのタブーに挑戦
北国寒冷地でのタブーにあえて挑戦するアイディアです。
タブーとは、
- 吹抜け、大きな開口、
- フラットルーフ。
吹抜けは、熱が上に上がり、寒い。大きな開口は、熱損失とコールドドラフトで、熱効率が悪く寒い。しかし、どうでしょう、これは1世代前の住宅の性能が決して高くない時代の常識ともいえます。高気密、高断熱の住宅で、床暖房を併用し、大きな窓は、断熱性の向上とパッシブソーラーの考え方を取り入れれば、現在の基準から、わずかの性能アップで、北国寒冷地のこのような空間の生活も可能ではないでしょうか。もちろん、冬は吹抜けをふさいだり、空間を細かく閉じることのできる工夫も併用すれば、十分可能でしょう。
フラットルーフも、防水性能の向上と凍結対策の進歩で、雪下ろしの楽で、もしくは楽説の危険のない、さらに吹き溜まりにより積雪の偏りのないフラットルーフは、むしろ有利かもしれません。常識を疑い、可能性にチャレンジした案です。
特徴2:車がギャラリーのように見える
また、特徴のひとつは、オーナーの趣味である車が、ギャラリーのように、見えるようにしている。生活を豊かにする工夫も、住宅には必要であろう。