間取り・平面図断面図
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「北庭案」の間取り・プランニングを踏襲し、予算節約のため、既存の紙保管倉庫躯体を利用する計画。
もともとの購入敷地は、紙保管倉庫が3棟並ぶ、1棟の倉庫建物付土地。そこに住宅とするもの。また、この敷地は、大規模公園予定地域で、3階以上の建物、地下のある建物、鉄筋コンクリートなどの恒久的建物は、認められていない。但し、当面は、大規模公園の執行はないと見越しての、土地購入と住宅建設である。そこで、将来の立ち退きリスクを見据え、極力建設コストを押えながら、かつ、十分な面積を確保した高級住宅を目指した案である。
建設コストを押させるため、既存倉庫を極力利用する。
紙倉庫用の頑強な基礎と鉄骨の構造体(躯体)を残し利用する。外装は、屋根壁とも、波型スレートで葺かれているだけで窓もない。したがって、外装は撤去し、同様に軽く、構造体に負担の少ない、金属の外装材で包み、屋根、壁の必用な部分にあらたに、開口を設ける。そして、その中に、入れ子状に、木造の家を入れ込む。庫を利用した金属の屋根、壁が、シェルターとして、屋根荷重と風荷重を負担するので、中に入れ込んだ家は、屋根、壁もなく、自由に部屋のレイアウト・間取りができ、かつ、開放的な空間になるであろう。
近未来的金属板に覆われた外装・シェルター、そこに意図的に開けられた開口。内部空間は性格の異なる庭が配置されて、部屋は庭ときわめて開放的に、オープンに繋がっている。その庭に、外装・シェルターに開けられた開口から射し込む光が、この住宅のテーマだ。
レイアウト、動画・画像が、画面幅にパラメトリックに変化。のはずが・・修正完了。各ディバイスで見やすくなりました。2014.11.5
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