高度な設計
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類似例のない新しいもの
- までの事例が参照にならないものを考えるとき、技術的に未知の課題の解決をしなければならない。同時に重要なのが、コストの把握である。経験的データからコストがわからない場合は、『Σ{「数量」×単価}=工事費』で考える方法しかない。これを設計のなるべく速い段階で検討できるBIMはきわめて有効である。
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ぎ装
- 雑なものを建物の中に組み込む場合。特に組み込むものが3次元で設計されている機械系設計の場合有効ではないだろうか。プラント系建築物。生産ライン・機器・機械の組み込まれた建物。卑近な例ではインフォメーションの検討。
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プロトタイプ
- BIMは多角的に様々な視点から検討できる。設計の完成度を高くし、生産性の合理化を徹底したい建物。店舗・ショールームのプロトタイプの設計にも有効であろう。
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分離発注の設計
- 分離発注の場合、数種類に分けた工種ごとに交渉しなければならない。この場合、工種ごとの設計者による数量把握は欠かせない。BIMが有効な手法となる。