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横引き工法・パイプ立体トラス
音楽ホール体育館展示複合建築・白石市
特殊な工法・建築工事写真
敷地西側・裏手から見た施工中の様子。敷地西側・裏手は立体トラスの加工・置き場となっている。千葉の工場でトラックに乗る程度の大きさで造られた鉄骨が運ばれ、この置き場でさらに一定のロットに溶接で組み立てられる。パイプ立体トラスは、全溶接接合であり、溶接部が円形のため上向き溶接も発生し、大変難しい溶接である。溶接は鉄骨の命であり、川崎重工の職方の腕にかかっている。そのため、極力作業のしやすい地上での溶接を増やし、屋根足場上の溶接は最小限としている。写真で見える立体トラスのロットは、右のクレーンで鉄骨組み立てスペースまで運ばれる。写真奥の建物の左手は、横引き工法によって、ガラスも取り付けれれ、作業が進んだ状態。
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撮影:高橋寛