設計プロセスの充実
建築3D・BIM設計では、基本計画・基本設計の段階から3次元モデルで設計を行う。基本設計では、多くの案を検討することが不可欠である。また、基本設計で、発注者の要求仕様を明確にし、十分な理解を得ることが、住宅建築の成功の鍵となる。3D設計は、数多くの案を創り出し、立体的にウォークスルーなどで計画を確認し、適切な基本計画決定に導くことができます。
「充実サポート」サービス（3D・BIM設計機能ー効用チャートから）
建築3D・BIM設計による「設計イノベーション」サービスは、 「CG・アニメーション・設計見積・分析」をはじめとした「充実サポート」が可能です。
ＣＧ
プロジェクトマネージメントProject Management(PM)の概論。また、3次元設計/Building Information Model(BIM)のPM・コストコントロールへの有用性について考える。
アニメーション
建築3D・BIM設計では、実際に設計で作成したデータをそのまま利用して、アニメーションを作成することができます。これにより、また、いくつかの可能性が開けるのではないでしょうか。
googleEarthで見る
建築3D・BIM設計では、実際に設計で作成したデータをgoogleEarthにアップロードし、見ることができます。立体データの公開・共有、周辺環境の把握が可能です。
設計見積・分析
設計見積・分析が可能であることは、発注者サポートにきわめて有効である。以下の導入への基礎的分析ツールとなる。
- 計画予算との高い整合性
- 新技術導入のためのコスト分析
- 原価公開方式（オープンブック）方式の導入
不動産投資評価の作成サポート
PMの知識を利用し、かつ3D・BIM設計の数量把握が容易であることで、比較的容易に以下の指針の不動産投資評価案の作成が可能です。
- 正味現在価値法（NPV; Net Present Value）
- 内部利益率法（IRR：Internal Rate of Return）
- 回収期間法（PBP:Pay Back Period）
- 投下資本利益率法（ROI:Return On Investment）
高橋寛
