建築3D・BIM設計では、実際に設計で作成したデータをそのまま利用して、アニメーションを作成することができます。
これにより、いくつかの可能性が開けるのではないでしょうか。
- マンション等販売促進への利用
- マンション等販売広告作成費用の低減(アニメーション用モデルの作成費削減)
- 合意形成への利用
- 住宅からビルまで全ての分野で可能です。
- 多人数との合意形成には特に有効
- 公共施設の合意形成
- 地域計画・まちづくり・都市計画の合意形成
昨今の傾向
この数年でレンダリング技術、PCの性能が著しく向上して、利用の可能性が著しく向上していると考えています。
- レンダリング性能の向上
MicrostationV8i(SERECTseries1)-08.11.07.173 では、Luxologyによるレンダリングが導入され、レンダリング性能が著しく向上しました。参考URL- ->Luxology
さらにHDRIという技術により、周辺環境の映り込みをレンダリングできるようになっています。
このように飛躍的にレンダリング効果が向上し、設計用のモデルがそのまま営業用のレンダリングとして利用可能のレベルとなっています。
- 3Dアニメーション
上のレンダリングをそのままアニメーションの画像に反映できるようになりました。HD画像のアニメーションを作成できます。
さらに3D映画アバターにより、周辺電気製品も3D映像(立体映像)対応のテレビも出ています。設計の3Dモデルデータがあれば、それを変換して3D映像(立体映像)アニメーションを作ることも可能です。
現在MicrostationV8i(SERECTseries1)-08.11.07.173 では、アナグリフ式(赤青メガネ式)立体映像ですが、近い将来本格的立体映像への変換も一般的となるかもしれません。
このように、3Dモデルは、アニメーションの作成・応用に関して、大きな可能性を有していると考えています。
(2010.6.1)
以下に、今まで作成してみたアニメーションを紹介しています。