アニメーション
曲体建築は、人も目線によって、光をさまざまな方向に反射、拡散させ、さまざまな表情を見せる。3D（3次元、Building Information Model)設計で作られるアニメーションは、それを、よく表現してくれる。ダイナミックなシークエンスの変化、周辺環境との関係もアニメーションであればよくわかる。
立川市新市庁舎設計者選定競技
東京都立川市・microstation BIM設計
2005年（平成17年）に開催されたコンペティション。
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3D設計CGレンダリング
3D（3次元、Building Information Model)設計で、既成の概念を打ち破る建築の形を提案している。しかし、そこに横たわる理念は、すこぶる堅実だ。その理念は、オープンとディフェンス。つまり、市民に開かれた形とシェルターとしての守る形。市庁舎は、道具としてだけではなく、象徴でなければならない。
プレゼンパネル
3D（3次元、Building Information Model)設計による曲体建築で は、やはり、1枚の紙の中に、その特徴を描き、収めきることができない。周辺環境、内部環境、機能、コンセプト、象徴性など、デザインのエッセンスのみを、表現している。
コンセプト
政治の形態が、建築に現れる。環境の形態が、建築に現れる。政治、環境の形態とは、機能そのものだ。機能が、形となった結果、象徴的でモニュメンタルな形態が曲体建築として発生する。それが、コンセプトとなる。
図面
外形は、複雑で、象徴的、モニュメンタルありながらも、内部の平面構成は、すこぶる単純明快だ。明快さは、建築、特に公共建築には、必要だ。
高橋寛
