「市原市水と彫刻の丘」リノベーション設計プロポーザル
千葉県市原市・microstation BIM設計
水辺にアーチが聳え、そのアーチから屋根が吊り下げられています。リノベーションによる平面的制約は、アーチから屋根を吊ることによって、制約から解き放たれます。既存の平面形状とリノベーションによって要求される平面形状に、フレキシブルに対応する、優雅な曲線の屋根を作り出しています。足元を見れば、湖畔の半島状の彫刻庭園が美術館と一体となった区間となっています。さらに、湖周辺から見えるこのアーチはランドマークとなり、そして、水辺に映るこのアーチが、市原市の美術館として、市の象徴となることを期待してデザインされています。
CGでは、外観・内観、そして、コンセプトモデル、施工計画のイメージまで提示しています。また「アーチ」に吊られた「雲のような屋根」の複雑な形態は、もちろん、3D(3次元、Building Information Model)設計でデザインされています。