<原価公開オープンブックによるコストダウンの課題>
前提として提示した以下の3点が、すなわち課題です。
- 商慣習上応分な諸経費が、認められない。
- 「請負」という契約形式を理由に、リスクの多くが施工会社に負わされる。
- 従来の2次元設計には、多くの不整合が常態し、ゆえに多くのリスクが内在する。
このうち、はじめの2点「1.商慣習上応分な諸経費が、認められない。」「2.「請負」という契約形式を理由に、リスクの多くが施工会社に負わされる。」を誘引しているのは、3.の
- 従来の2次元設計には、多くの不整合が常態し、ゆえに多くのリスクが内在する。
点です。したがって、この「従来の設計の限界」を克服するためのしたの2点が、<原価公開オープンブックによるコストダウンの課題>といえます。すなわち、
- 正確な設計
- 設計見積・設計数量