「3次元設計/Building Information Model(BIM)」は、PC内部で作られた数量仕様などのデータを含む1元化された統一3次元モデルから、各種作成するため従来の設計とは異なり非常に整合性の高い設計となります。
下から、吹き抜け・オール電化床暖房住宅の例で、モデルによる整合性の高さの説明の概略を紹介。
また、図面の精度を見るためには、実際に、実務で3D/BIM設計で作成した図面をPDF化しましたので参照ください。
1.下篠崎町会館
- 設計見積書を作成。木造大スパンで既存の平均データには頼れないため、設計見積書も作成し効果を発揮。町会のアカウンタビリティーも果たす。
- 短期で作成。役員会など多くの意見調整が必要な公共的施設であるが、3Dモデルとプロジェクターを使って、短期間でまとめる。図面も詳細は極力省略し作成している。
2.S邸・木造2階二世帯住宅
- ダクト換気など設備も含んだ3D・BIM設計で、断面展開図も充実。
- 住宅は、従来データを利用し、短期で作成できるようになっている。
3.吹き抜け・オール電化床暖房住宅
- 吹き抜けがあるのでロスナイダクト併用換気設備を導入。3D・BIM設計が、手馴れてきた充実の図面。
4.キップフロア・狭小床暖房ローコスト耐震
- BIMということばがまだない初期に、3D設計によって設計された鉄骨造住宅。はじめての試みでもあり、全てに渡り細かく3Dモデル化されている。