「オープンブック原価公開方式」コストダウンによる市場優位
「オープンブック原価公開方式」コストダウンとは、原価(下請け契約価格・メーカー仕入れ価格)を公開し(オープンブック)、コストダウンを図る方式である。しかし、このままでは、工事施工者が不利益となるのは明白である。そこで、
- 利益を含めた諸経費を保障
- 3D・BIM設計により設計要因のリスクを回避
- リスクの発注者(建築主・オーナー)との分担
を前提に、
- 工事施工者の収益の確実性
- コストダウン
をはかる。その結果
- 競争力UP→市場優位
により、最終的には工事施工者「収益UP」をめざすのが、「原価公開方式」コストダウンである。もちろん、同時に、発注者(建築主・オーナー)も、コストダウンにより満足を得ることができる。