3D・BIM設計による「オープンブック原価公開方式」コストダウンの利益とリスク費
上の図は、
- 原価公開を前提
- 公正な諸経費・利益の保証
- 3D・BIM設計によるリスク回避
- 発注者(オーナー・建築主)のリスク分担
を、前提にした図である。
「1.オープンブック原価公開を前提」を前提として、「2.公正な諸経費・利益の保証」がされているため、諸経費が確実に確保され、工事リスク発生量が増えても、ほぼ確実に諸経費確保される。また、「3.3D・BIM設計によるリスク回避」され、工事リスク発生量勾配がゆるくなったため、工事リスクゼロの場合は、利益が少なくなるが、工事リスク発生が増えてもが利益も確実に確保されている。
また、予測を超えるリスクが発生した場合、工事施工者負担の範囲と、発注者負担の範囲に分かれ、相互が負担したとここでは仮定している。よって、発生工事リスクが高いと、プロジェクトの総額が上がっている。しかし、従来の一括請負契約を考えれば、発注者(オーナー・建築主)もコストダウンの恩恵を受けるのである。