散りばめられている経費・工事リスク費・利益
振り返って現実の工事予算の執行から、契約価格(見積書)を見るとどうなのでしょうか。
契約価格(見積書)の項目には現れない、本来諸経費に中に表記されるべき費用である、リスク費、本社経費、設計費、現場管理費、利益が、純工事費の中にばら撒かれて、散りばめられている状況です。さらに上代価格では、価格交渉で、値切られてみいい余剰の価格がまた、散りばめられています。
つまり、建設価値の実体がまったく反映されていない、また、わざわざ実態を反映できない構造の見積書であることを示しています。