3D・BIM設計作業モデル
これは、「JIA日本建築家協会2007東京大会インテグレーテッドプラクティス(I/P)シンポジウム」で作成した資料で、私の3D・BIM設計の実際の体験をとおした作業量イメージを図式化したものです。したがって、従来の2次元設計の作業区分となっています(企画・調査→基本設計→実施設計→工事・監理) 。 しかし○印基本設計、○印実施設計3Dmodel作成が、それぞれ、基本3Dモデル、詳細3Dモデルに当たりましから、最新の 「AIA Integrated Project Delivery Guide」を参考 にしたBIM設計プロセスと符合してくることになります。
注目したいのは、
- 「○印基本設計、○印実施設計3Dmodel作成」とあるモデル作成作業が非常に大きくなること。
- 見積業務が「○印実施設計3Dmodel作成」前に大きな比重を占めていること。
- 監理の比重、また監理段階の修正作業が非常に少ないこと
です。このように3D・BIM設計作業では、
- ピークは「○印実施設計3Dmodel作成」作業(旧来であれば実施設計前半)にあること
にも注目してください